おすすめ猟師・狩猟マンガをセレクト

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大自然の中で野生動物と向き合い、時には命懸けで山を駆ける――。そんな“狩猟”の世界を描いた漫画には、普通のアウトドア作品にはない独特の緊張感と魅力があります。

熊や鹿を追う猟師たちの姿、山で培われた知恵や技術、そして「命をいただく」という重み。近年はジビエやキャンプブームの影響もあり、狩猟文化に興味を持つ人が増えていることから、狩猟をテーマにした漫画も注目を集めています。

今回は、そんな狩猟・猟師の世界をリアルに、時には熱く描いたおすすめ漫画を厳選して紹介します。

実録系のリアルな狩猟漫画から、マタギ文化を描く作品、熊との死闘を描いた名作まで幅広くピックアップ。
アウトドア好きはもちろん、サバイバル作品や動物漫画が好きな人にもおすすめのラインナップです。

クマ撃ちの女

クマ撃ちの女

小坂チアキ、職業・兼業猟師。 彼女が狙うのは、“日本最強生物”エゾヒグマ……!! 北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!!

© 安島薮太『クマ撃ちの女』

北海道を舞台に、“クマ撃ち”に異常な執念を燃やす女性ハンター・チアキを描いた狩猟漫画。

ヒグマとの遭遇や銃猟の緊張感がリアルに描かれており、山の危険さと狩猟の恐怖がひしひしと伝わってきます。単なるアウトドア作品ではなく、熊と対峙する猟師たちの覚悟や心理描写も魅力。

特に北海道ならではのスケール感と荒々しい自然描写は圧巻です。リアル寄りの狩猟漫画を探している人には、かなり刺さる一作でしょう。

作家 安島薮太
出版社 新潮社
ジャンル 青年マンガ

『クマ撃ちの女』の作品ページへ

山賊ダイアリー

山賊ダイアリー

現役猟師、兼マンガ家。岡本健太郎(おかもと・けんたろう)による狩猟&ジビエ(野生肉)喰い実録日誌。ウサギの唐揚げ、カモのロースト、カラスの焼き鳥etc、山グルメ満載! 山で迷ったときの心得などサバイバル術も満載! 都会を離れ、故郷に戻った男は山に遊び、お気に入りの空気銃「エースハンター」と自作の罠を手に、今日も鳥や獣と勝負する。

© 岡本健太郎『山賊ダイアリー』

現役猟師でもある漫画家・岡本健太郎による実録系狩猟漫画。
狩猟免許の取得から、罠猟・銃猟・解体・調理まで、リアルな猟師生活がユーモアたっぷりに描かれています。

イノシシやシカを捕獲する緊張感だけでなく、「命をいただく」という狩猟の本質にも丁寧に触れているのが特徴。

狩猟の知識が自然と身につくため、読み物としても非常に面白い作品です。アウトドアやジビエに興味がある人なら、間違いなくハマる一冊でしょう。

作家 岡本健太郎
出版社 講談社
ジャンル 青年マンガ

『山賊ダイアリー』の作品ページへ

マタギガンナー

マタギガンナー

孤独な田舎暮らしを送る元マタギ、山野仁成。一度は銃を置いたはずの彼が手にしたのは、“FPS”バトルロイヤルゲームだった! 最新鋭のeスポーツと、マタギの伝統技術が交わって生まれた異色のスナイパー。日本の片田舎から、前代未聞の最強伝説が、今始まる。

© 藤本正二 JuanAlbarran『マタギガンナー』

東北の老マタギがeスポーツFPSの世界へ挑むという異色設定が話題になった作品。
長年、山で熊を追ってきた主人公の経験が、ゲーム内の索敵や立ち回りに活かされる展開がユニークです。

一見ギャグのような設定ですが、作中ではマタギ文化や山で培われた狩猟技術がしっかり描かれており、読み応えは十分。

現代ゲーム文化と伝統的な狩猟文化を組み合わせた、新感覚の“狩猟マンガ”として注目されています。

作家 藤本正二 JuanAlbarran
出版社 講談社
ジャンル 青年マンガ

『マタギガンナー』の作品ページへ

ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイ

『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!

© 野田サトル『ゴールデンカムイ』

日露戦争帰りの元兵士・杉元佐一とアイヌの少女アシㇼパが、北海道を舞台に埋蔵金を追う冒険漫画。

作中ではアイヌ文化や狩猟技術、野生動物の解体、ジビエ料理などが細かく描かれており、狩猟漫画としても非常に完成度が高い作品です。

特にヒグマとの遭遇シーンは迫力満点で、自然の恐ろしさと命の重みが伝わってきます。ギャグとシリアスのバランスも絶妙で、エンタメとしての面白さも抜群。狩猟やサバイバル好きなら必読です。

作家 野田サトル
出版社 集英社
ジャンル 青年マンガ

『ゴールデンカムイ』の作品ページへ

罠ガール

罠ガール

とある田舎町で暮らす女子高生の朝比奈千代丸。
家が農家である彼女は、畑を荒らす野生動物を捕獲するため18歳にして「わな猟免許」を所持している。
農作物を守るため、千代丸さんは今日もクールに害獣捕獲……。

© 緑山のぶひろ『罠ガール』

農作物を荒らす害獣に悩まされる田舎を舞台に、女子高生たちが“罠猟”に挑戦する異色の狩猟漫画。

箱罠やくくり罠の仕組み、害獣駆除の現実などがわかりやすく描かれており、狩猟初心者でも読みやすい内容になっています。

かわいらしい絵柄ながら、地方の獣害問題という現実的なテーマを扱っているのも特徴。ガチ狩猟漫画ほど重くなく、入門編として楽しめる作品です。女性キャラクター中心で読みやすく、アウトドア好きにもおすすめ。

作家 緑山のぶひろ
出版社 KADOKAWA
ジャンル 少年マンガ

『罠ガール』の作品ページへ

銀牙 -流れ星銀-

銀牙 -流れ星銀-

スキー場でロッジを営む大輔の家で一匹の虎毛の子犬が誕生した。“熊犬”として、過酷な生き方を運命づけられた『銀』である。その頃、山中ではスキー客が殺人熊赤カブトの犠牲に!猟師の五兵衛は銀の父・熊犬リキを連れ、赤カブトに立ち向かうが、五兵衛は重傷を負い、リキは寿沢の底へ!

© 高橋よしひろ『銀牙 -流れ星銀-』

巨大熊「赤カブト」に立ち向かう犬たちの戦いを描いた、高橋よしひろの名作バトル漫画。

雪深い奥羽山脈を舞台に、猟犬として育った主人公・銀が全国の仲間を集め、命懸けで熊に挑みます。
作中では熊撃ちや猟犬文化、山で生きる人々の暮らしが色濃く描かれており、単なる動物バトルでは終わらない迫力があります。

昭和の熱い作風と圧倒的な生命力は、今読んでも強烈。狩猟やマタギ文化に興味がある人にもおすすめの一作です。

作家 高橋よしひろ
出版社 サード・ライン
ジャンル 少年マンガ

『銀牙 -流れ星 銀-』の作品ページへ

おすすめ猟師・狩猟マンガのまとめ

狩猟漫画の魅力は、単に「動物を狩る」だけではありません。山で生きる知恵や自然への畏怖、そして命と向き合う重みが、作品ごとにさまざまな形で描かれている点にあります。

今回紹介した作品も、実録ベースでリアルな猟師生活を描く『山賊ダイアリー』、アイヌ文化や熊撃ちを濃密に描いた『ゴールデンカムイ』、迫力ある熊との戦いが印象的な『銀牙』など、それぞれ違った面白さを持っています。

また、『罠ガール』のように害獣駆除をテーマにした作品や、『マタギガンナー』のような異色作もあり、狩猟漫画は意外とジャンルの幅が広いのも特徴です。

リアル志向で読むも良し、サバイバルやアクション作品として楽しむも良し。自然の厳しさや人間の生き様に惹かれる人なら、きっと刺さる作品が見つかるはずです。

普段あまり触れることのない“猟師の世界”だからこそ、漫画を通して知ると新鮮な驚きがあります。
気になる作品があれば、ぜひ実際に読んで、山に生きる人々の熱量や覚悟を体感してみてください。

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